小米、どころか...

これまで、さまざまなドメインの種類について説明してきましたが、「早いもの勝ち」という原理原則を踏まえ、いちはやく取得したドメインを、うまく売却して巨額の値がついた事例があります。

今回も、前回に引き続きPSIドメイン講座の番外編として、実際にあった高額のドメイン取引事例をご紹介しましょう。 いまや、全世界に影響を与える牽引車ともいえる、中国経済。その尖兵的な存在のうちのひとつが、モバイル・デバイス・メーカー、Xiaomi(シャオミ)です。 漢字表記では、小米科技、となります。設立当初、中国当局から農業関連の企業だと勘違いされたというエピソードもありますが、語感は、ちょっとかわいい感じですよね(笑)。

「カワイイ」文化圏とも言われる日本人には受け入れられやすいかもしれないブランドネームなのですが、残念ながら、漢字表記を理解できる外国人(中国から見た)は、少数派です。 全世界にいるユーザー、あるいは見込みユーザーにとっては、Xiaomi(シャオミ)こそがブランドネーム。もちろん、これはこれで受け入れられているブランドネームではあるのですが、公式サイトでは、間違えようのないような、誰にでもわかりやすいドメイン・ネームを採用したようです。

それが、mi.com/ mi ですから、間違えようがありませんね。実はこれも、他から買い取ったものだそうです。その価格は、360万ドル。「小米」という社名からは想像もつかないような高額ですが、同社が相手にしている全世界のモバイル市場の規模を考えたら、じゅうぶんに引き合う取引なのかもしれませんね。 ドメイン・ネームの持つパワーを、感じていただけたでしょうか。

(写真)Xiaomi トップ・ページ