PSI ドメイン講座 Vol.003

「今さら人に聞けないドメインについてのあれこれ」 前回は、IPアドレスについてお話ししました。

前回のおさらい...すべてのサイトが、固有のIPアドレスを持っています。ただ、それらはたとえば、「192.168.1.205」というようなとても覚えにくい形態であるため、あらかじめそのアドレスをどこかに控えでもしておかないといけず、とても不便です。

そこで、前回も少し書いた、ドメイン・ネーム・サーバ(DNS)の登場です。とってもとってもわかりにくいIPアドレスを、比較的記憶しやすい平易な文字列にひも付け、相互にリンケージするような仕組みになっています。これは、インターネット・ブラウザでも、メールアドレスでも、あらゆるインターネットの仕組みの中で有効となります。

実際、ブラウザのURL欄に、固有のIPアドレスを入力しても、DNSでリンケージされた一般的な「URL」で入力しても、まったく同じサイトに飛びます。

たとえ話をひとつ...昔の日本で、京の都と関東をつなぐ「東山道」という道がありました。「東山道」は、美濃(岐阜県)や信濃(長野県)といった地域を通る山の中の小径だったそうです。ところが、長年月のうちに、より通りやすい道筋が部分的にあちこちで啓開され、それら迷いにくい街道を東山道の主街道と接続、新たに「中山道」と称し、現代に至ります。つまり、道筋はほぼ一緒なのですが、誰でもわかりやすい通り道をつくり、迷いにくくしているわけですね。

当初は、ごく一部の研究者や技術者だけのものであったインターネットが、平易な「ドメイン」を利用することで、より多くの人にとって身近な存在となり、いまや全世界人類にとって必須なインフラとして発展してきたわけです。

...うーむ。そろそろ、おなかいっぱいかもしれませんね(笑)。本日は、このくらいにいたしましょう。また次回!