CNNICポリシー変更:厳格な本人確認の実施について
China Internet Network Information Center (CNNIC)より、2022年7月12日に、ドメイン登録におけるReal-Name Verification:実名検証 (RNV) 規制の施行を開始したことが通知されました。
対象:.CN .中国
RNVでは、登録者(Owner Contact)の連絡先情報に個人の実名を提供する必要があります。
さらに、.CN または .中国ドメインを登録するには、身分証明書(パスポート等)が必要です。
詳細については、PSI-Japanへお問い合わせください。
2022年8月1日より、CNNICはすべての登録済みドメインについて、実名検証(RNV)のためのランダム監査を実施します。
再監査の際に確認されたRNVに不合格のドメイン名は、「Serverhold」ステータスに設定される予定です。
具体的には、レジストリは、非準拠/有害なドメインに対する対策として、3段階のプログラムを導入しています。
- 該当ドメインの名前解決停止に加え、現在の登録者は他の中国国内トップレベルドメイン名を新たに登録することができなくなります。
- 登録者が該当ドメインのRNVに期限内に合格しなかった場合、その登録者が所有する他のドメイン名も停止され、通常の利用ができなくなります。
- 登録者が不適合なドメイン申請を行っていることが再び発覚した場合、その登録者はブラックリストに登録されます。
- 同一登録者による有害行為が3度目となった場合、その登録者はブラックリストからの削除ができなくなり、その登録者が所有するすべてのドメイン名の名前解決はできなくなります。
なお、RNVにパスしていないドメイン名は、更新を行うことができませんのでご注意ください。